SPECIAL REPORT 2004.07.29

【CMSC栃木 “JOY耐”参戦報告書】

CMSC栃木の「JOY耐」ドライバーズ
左より江本盛繁選手、古賀勝選手、朝倉宏志選手、森澤正良選手

 CMSC栃木は、6月26日(土)・27日(日)に栃木県の「ツインリンクもてぎ」で開催された「もてぎenjoy耐久レース」に参戦してきました。

 3月に続き、車両は前回同様Car No.94アルファーデザイン・ランサー(Evo?)です。前回のトラブルを踏まえ各部のオーバーホールをして車は万全。ドライバーはCMSC栃木会員の車両オーナー森澤正良選手、朝倉宏志選手、わたくし江本盛繁選手の3人と今回助っ人で東京からきた、ミラージュレースでも活躍した古賀勝選手。監督はTRUTHの市川泰、チーフメカニックはCMSC栃木の川口法行会長の体制で挑みました。

 JOY耐はとにかく燃費勝負。給油回数と10分停止が鍵を握るこのレース。やっぱり我がチームには不利。ならば、“とにかくランサーの速さを見せ付けて目立たせよう“を目標に予選ヒート開始!が、降ったり止んだりの雨...、タイヤは...。チーム内で作戦会議。

予選、作戦会議中

軟らかめのタイヤを装着し、小降りになったスキにポール獲得を目指し、1stドライバー朝倉選手がコースイン。しかし、マイナートラブルによる不安がよぎる...。チームの指示は雨を考え5周のアタック。3周目にトップタイム「2’13’434」をマークするが、後半天候回復が裏目となり4番手のタイムで終了。ピットでの修理を終え、続く2ndドライバー古賀選手がアタック。雨もほとんど上がりコース状況はドライになり好タイムが期待できそうである。

 他のチームも次々とタイムを上げてきている。このままではポールが...。しかし数周のうちにみるみるタイムを上げていく。そして、ピット内のモニターでタイムを見てチーム全員が絶叫!!「2’09’678」のタイムで見事ポール獲得。残された3rdドライバー森澤選手、4thドライバー江本選手は基準タイムをクリアするだけ。二人とも無事クリアし予選終了。

 3月のJOY耐に続きポールポジションを獲ることができました。オーナーとしての森澤選手もご満悦でした。そして一言「やっぱりランサーって速いな。とりあえず第一の目標は達成したな」とコメントしてくれました。さて、第二の目標って・・・?

 3月のJOY耐とはまるで違う6月27日決勝の朝を迎える。普段行われるレースは45台がフルグリットのはず、JOY耐ではダミーグリットに付いた車は90台。第一コーナーから最終コーナーまで人と車で埋め尽くされる。その中、タワー下でブリーフィングが行われドライバーにも緊張が。ポールタイムを出した古賀選手も「スタートは3速ですか?4速ですか?どのくらいのペースで行けば?」と緊張気味に、市川監督との打ち合わせに余念が無い。第二の目標を達成するために...。

オープニングラップ、ランサーが
トップで現れた!

 いよいよ決勝!ペースカーに先導され第一コーナーへ消えてゆく90台のマシン。最終コーナーに現れる各マシンだがペースカーはコースアウトせずもう一周。ピット内からもため息が漏れる。そして次の周ペースカーはピットへ滑りこんだ!7時間耐久がスタートした。古賀選手は3速のままペースをコントロール、そして全開で第一コーナーへ。トップをキープできるのか...? ピットクルーたちはモニターを見つめる。第二、第三コーナーもトップで通過する。最終コーナーからランサーがトップで現れた!。

 そう、第二の目標とはスタートからピットインするまでの間トップをキープすること。ただランサーの燃費を考えると15周が限度だが、シフトポイントを6000rpmに下げ燃費を良くする作戦。そして無事トップのまま18周でピットインし、JOY耐の特別ルールでガソリンスタンドへ給油に向かう。ここで第二の目標も達成!決められた35リットルを給油し

コメント

  1. 管理人 管理人 より:

    オリジナルのホームページでデータが欠損しています。データをお持ちの方は連絡願います。