SPECIAL REPORT 2004.07.08

’04北海道ラリー選手権第4戦「MSC-Fラリー・オブ・富良野」ラリー初参戦レポート

’04全日本ラリー選手権第4戦「ノースアタックラリー」観戦レポート

 CMSC道北の西健一です。今年は北海道でWRCが開催されるので、私たちも実際にラリーを体験してみたい!と思い6月20日(日)に北海道・富良野で開催された’04JAF北海道ラリー選手権第4戦「MSC-Fラリー・オブ・富良野」のチャレンジクラスに夫婦で参戦しました!

 今年はCC4Aでダートトライアルに参戦していますが、ラリーにエントリーするのは今回がはじめて。ペースノートあわせや、林道を走る練習、車をラリー仕様にする等、準備も大変でした。(ラリーグッズはみんな借り物...鎌田さんありがとうございました!!)

CMSC道北の西健一・知春夫妻
三菱ミラージュでラリー初参戦

 大会のコースは、富良野市近郊の総距離約200km、SSが10km×2本と6.8km×3本の合計33.6kmで行われました。

 ダートトライアルとの一番の違いは、SS区間の走行距離。1本のSSでダートトライアルの倍以上の距離を走るので、モチベーションを保つのが一番辛かったです。そして、2位に2秒差のタイム(危なかった...)で優勝することができました。

 「ラリー・オブ・富良野」初ラリー参戦の2週間後には、北海道陸別町で’04全日本ラリー選手権四輪駆動部門第5戦「ノースアッタクラリー」が開催され、全日本選手の走りを見て勉強したいと思い観戦!!

 今回のギャラリーステージはWRC「ラリー・ジャパン」でも使われる「陸別オフロードサーキット」です。CMSC道北からは木戸達三選手、坂上哲司選手が参戦。他のCMSC支部からは宝田芳浩選手(札幌)・石川俊明選手(秋田)・荒井信介選手(群馬)・田口幸宏選手(埼玉)・川上弘三選手(浜松)・福永修選手(大阪)・大井こずゑ選手(群馬)とWRCの前哨戦ということもあり多数の方が参戦、豪華な顔ぶれとなりました。

CMSC道北の坂上哲司選手の走り
(CMSC道北 西さん撮影)

 私たちが観戦した場所は2003年のアジパシでも使用されたギャラリーで、のぼり直線のあとに左・右・左~すごい下りで路肩は側溝。ワダチも出来やすく、地味ながら難しい個所です。しかし、さすが全日本選手の皆さん!テクニックもさることながら、ギャラリーサービス満点の走り。ところがなんと、SS1・SS2でリタイヤする車が続出!最初のギャラリーSS3の前で、すでに7台がリタイア。しかも私たちの目の前でも転倒車が...とてもサバイバルなラリーとなりました。今回の大会のBクラスは全車ランサー・インプレッサのノンターボ。CC4Aは一台もいませんでした。(ミラージュオーナーとしてはちょっと残念...)

 地区戦と比べSS走行距離は約4倍の全日本。実際にラリーに初参戦した後ということもあり、ドライバー・コドライバー共にかなりの体力・精神力が要求されるモータースポーツなんだとつくずく感じました。そして私たちももっと練習して、今シーズン中にもう一回のラリー参戦目指して頑張ろうと思っています!

(CMSC道北 西健一)

女性だけのチームでWRC「ラリー・ジャパン」に挑戦する
大井こずゑ選手のギャラリーステージでの走り
(CMSC道北 西さん撮影)
その大井こずゑ選手チームの作戦会議に
おじゃましちゃいました(右奥二人)

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