SPECIAL REPORT 2003.07.17

【CMSC栃木
”Joy耐久”参戦レポート

CMSC栃木、もてぎの”Joy耐”に参加!!
ポールポジションからスタートするも、惜しくもリタイア

CMSC栃木チームの面々

 CMSC栃木は、7月13日(日)に、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにて開催された「サマーエンデュランス・カーニバル2003もてぎenjoy耐久レース”JOY耐”」に参加いたしました。

 参加車両は、Car-No.126 エンドレスアドバン科芸専ランサー(三菱ランサーエボリューションVIII)、ドライバーは、スーパー耐久でも活躍中の朝倉貴志(CMSC栃木)、朝倉宏志(CMSC栃木)、細野智行、村田信博(CMSC栃木)。監督はCMSC栃木の会長でもある川口法行という布陣で臨みました。

レポーターのCMSC栃木、
鈴木俊匡さん
■ わずか1Lapでポールポジション獲得

 予選は、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様の下、1stドライバーの朝倉貴志選手がコースイン。コンディションチェックしつつウォーミングアップ。そして、最終コーナーからアタックラップに向けてフルスロットル。まずは軽く流しながら1Lap走行してピットイン。ところがこのタイムがダントツのトップタイムだったのです。タイムは、2分12秒994。僅か1Lapでポールポジションを奪取してしまいました。

■ スタート1周もしないうちに周回遅れをパス?

 決勝は、朝倉貴志選手がスタートドライバー。ポールポジションからフォーメーションラップへ。ペースカーの先導が終わり、いよいよレースがスタート!!。危なげなく1コーナーをクリアし、2位以下をあっという間に引き離す。と、なんとまだスタート前の最後尾の車両に追いついてしまったのです。決勝出走台数はおよそ90台。まだスタートしてない車両があったのです。場内アナウンサーも、この前代未聞のハプニングに絶叫。スタート時点ですでに周回遅れになる車両続出。さらに朝倉貴志選手の快走が続き、ドライバー交代の17周目には、出走台数のおよそ2/3を周回遅れにしてしまいました。

 「ランサーが速すぎるのか、スピード差がありすぎて周回遅れの車両を抜くのが危なかった。RV車のあげる黒煙で前が見えなくなりびっくりした」と朝倉貴志選手。

■ トップ快走も惜しくもリタイア

 2ndドライバーの朝倉宏志選手も順調に周回をこなし、そろそろペースをあげようと思った矢先にオレンジボールが出されてしまい緊急ピットイン。マシンチェック後、問題なく再スタート。快調にLapをこなし細野智行選手にドライバー交代。やはり、「ランサーは速いね」とね。しかし、細野智行選手に交代後にマシンにトラブルが発生。オーバーヒートにより無念のリタイアとなってしましました。

 レースでは出番のなかった村田信博選手は、川口法行監督にマジギレ?「ランサーの速さはアピールできたけど、こういうレースで勝つのは難しいね」と言ったとさ。

(CMSC栃木 鈴木俊匡)

スタート前の様子、手前左から川口監督、
朝倉貴志選手、細野智行選手
左から村田信博選手、朝倉貴志選手、
朝倉宏志選手、細野智行選手
ポールポジションでスタンバイ
超低燃費、高出力エンジン搭載!!

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