’03全日本ダートトライアル選手権 第3戦
N4クラス、CMSC選手が1-2-3フィニッシュ!!
CMSC札幌 宝田芳浩選手が優勝!!
CMSC大阪 吉村修選手が2位、CMSC栃木 赤羽政幸選手が3位に
N2クラス、CMSC浜松 太田延昭選手が優勝!!
Dクラス、CMSC広島 河内渉選手が2位に!!
’03全日本ダートトライアル選手権第3戦「2003ダートトライアル in 東北」が、6月8日(日)、宮城県仙台市の「仙台ハイランドレースウェイダートコース」で開催され、CMSC選手が13名参加。N4クラスではCMSC札幌の宝田芳浩選手(三菱ランサーエボリューションVIII)が、全日本戦3年振りの優勝。続いて、2位にはCMSC大阪の吉村修選手(三菱ランサーエボリューションVIII)、3位にCMSC栃木の赤羽政幸選手(三菱ランサーエボリューションVIII)と、CMSC選手が1-2-3フィニッシュを飾りました。また、N2クラスでは、ポイントリーダーのCMSC浜松の太田延昭選手(三菱ミラージュ)が今季一勝目を飾り、DクラスではCMSC広島の河内渉選手(三菱ミラージュ)が2位を獲得。CMSC選手の大活躍となりました。
■ 大活躍のCMSC選手達
天候は曇りで、中低速が主なテクニカルコースとなった第3戦。1stトライ途中から路面が荒れフカフカのところや轍が掘れてしまうなどの路面コンディション。2ndトライでは上に乗った埃が飛ばされ、散水もあって硬質ダートが顔を出し、グリップが向上。2ndトライが勝負となる展開となりました。
激戦区N4クラスでは、ここのところ調子が良いCMSC札幌の宝田芳浩選手が1stトライでダントツのトップタイムを記録。2ndトライでは、さらに果敢なタイムアタックを敢行。荒れた所を抑えメリハリの効いた走りで、またもベストタイム。全日本戦3年振りとなる嬉しい優勝を飾りました。地区戦で常勝中のCMSC大阪の吉村修選手は、1stトライで3位につけ、2ndトライでは宝田選手と同じく1分22秒台を叩き出し、見事に2位を獲得。表彰台常連のCMSC栃木の赤羽政幸選手は、1stトライでトップ宝田選手にぴったりとマークする2位。2ndトライでは、わずかなタイムロスから吉村選手に逆転を許すも3位。CMSC選手が大活躍の1-2-3フィニッシュを飾りました。
N2クラスでは、第1戦3位、第2戦2位と奮闘しているCMSC浜松の太田延昭選手が、1stトライで7位と出遅れましたが、クレバーな走りを披露した2ndトライで見事にタイムアップし優勝。太田選手は昨年も1勝しており、シビックが圧倒的に台数を占める中、三菱ミラージュで孤軍奮闘、価値ある優勝を今年ももぎとりました。昨年はシリーズ6位、今年はいまシリーズトップ。チャンピオン目指してがんばってください。
DクラスではCMSC広島の河内渉選手が1stトライで3位。2ndトライでは2秒近くもタイムを短縮する走りをしましたが、後一歩トップに及ばず2位となりました。S3クラスでは、CMSC岐阜の櫛田正文選手(三菱ランサーエボリューションVI)が4位と健闘をみせました。
今回も大活躍を見せたCMSC選手達。次戦、第4戦丸和でもCMSC選手達の活躍に大きな期待がかります。是非、ご声援のほどお願い申し上げます。
■ 3年振りの優勝を飾った宝田芳浩選手(CMSC札幌会長)のコメント
「事前テストが出来ず不安はありましたが、その分集中した走りが出来ました。コース全体が狭く、幅もないので縦方向のトラクションに心掛けた走りをしました。荒れた路面もうまく走れ全体的にメリハリのある走りができ、3年振りの優勝。大変嬉しい大会となりました。勝因はタイヤ選択とメリハリのある走行とライン取りが出来たことだと思います。前戦からは曲がりやすいセッティングに変更して臨みました。
今回ラリーアートのスーパートラクションLSDを装着したのですが、これが曲がりやすくアクセルオンでトラクションもかかり易く気に入ってます。次の第4戦丸和大会は自分としては得意としているので確実に成績を残してポイントを取りたいと思います。」
■ 今季初勝利を飾った太田延昭選手(CMSC浜松)のコメント
「今回はミラージュにとって有利な低速テクニカルコース。優勝を狙っていたので、まずはホッとしました。車は特に前戦からは変更してきていないのですが、勝負となった2トライに、1トライでのタイヤ選択、ドライビングといった反省点をともに十分に生かすことができたことが勝因となったと思います。今後は更にコンスタントに上位に食い込み続けられるように、安定感のある走りを目指します。
ラリーアート、CMSCをはじめ、スポンサー各位に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。」
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