【CMSC南茨城】

「7th三菱チャンピオンズミーティング2003」CMSC南茨城　参加レポート

素晴らしい走りと会場の熱気に大興奮!!

**当日見学したCMSC南茨城のメンバー**
左から栗本岳明さん、中里俊洋さん、
北村史朗さん、中田由彦事務局長

■ 雨にもマケズ

　今年の三菱チャンピオンズミーティングに、2003年からクラブの運営委員となった中里俊洋君と栗本岳明君と、事務局とアドバイザーとして所属する北村士朗氏とともに見学に行ってきました。

**圧巻のデモンストレーションラン!!**
多くの三菱ファンを釘付けにした、
三菱ランサーエボリューションVIIIの
デモランの様子

当日は生憎の雨、しかも寒い!!　本当ならいろいろなところでたくさんの方々にご挨拶して回ろうと思っていたのですが、私はいきなりラリーアートコーナーで大きな買い物をしてしまったので一日荷物を抱えて歩き回ってしまいました。

　えっ!?何そんな大物を買ったんだって?　寒そうだと予想していたので、昔ラリーアート・ヨーロッパやパリダカワークスチームが使っていたダウンジャケットを着込んでいたのですが、『10年以上前のものじゃない?いいかげん新しくしなきゃダメ』と某ラリーアートの方からチェックが(笑)．．．．

　いやいや、もし新しいラリー・コートが会場内で販売していたらは買おうと思っていたんですよー。ちょうど一部マーキングの変更になったニューバージョンがあったので即買いしちゃったんです。やはり新しいものは機能的で良いですね。悪天候の中でも快適でした。

■ 寒さもブッ飛ぶ走りに大興奮!!

　おっと、肝心のメインのレポートですが、ウエットコンディションを逆手にとってなのか、アリスター・マクレー選手をはじめ、CMSC埼玉の田口幸宏選手ら各ドライバーのパフォーマンスも一層熱のこもったものに感じました。みなさん「ドーナツ」の大サービスで観ている我々の血糖値が上昇してしまいます。

　今年はパリダカ連覇の増岡浩選手も加わって、特設会場でジャンプの連続を披露してくれました。ランサーエボリューションが路面を縦横無尽に駆け回るのに対し、パジェロはさらに三次元のパフォーマンスも加わって迫力たっぷりです。

　その走りに寒さもブッ飛ぶ大興奮となりました!!

　’02全日本ダートトライアル選手権AIVチャンピオンとなったCMSC群馬の荒井信介会長のマシンも展示され、三菱ドライバー陣によるトークショーもありました。ムムム、ここはひとつ、来年はCMSCコーナーも是非出店しよう!! と思ってしまいました。

**見事な三連ジャンプ!!**
パリダカ連覇の増岡浩選手の
三菱バジェロ・パリダカ仕様でのデモラン

**チャンプカーも展示!!**
’02全日本ダートトライアル選手権AIVクラス
チャンピオンカーも展示
(CMSC群馬荒井信介選手車）

**豪華三菱ドライバー陣のトークショー!!**
写真は左から田口勝彦選手、奴田原文雄選手、
荒井信介CMSC群馬会長、中谷明彦選手

**先輩からのアドバイスも!!**
CMSC南茨城の先輩である全日本ラリー
ナビゲーターでならした北村士朗さん（右）
から貴重なアドバイスを受ける中里さん（手前）
と栗本さん（左）

　食事の時間も無駄にはしない(?)中里君、栗本君は全日本ラリーのナビゲーターとして活躍した北村さんから競技車両づくりについてのアドバイスをもらったりもして、有意義な一日になったのではないかと思います。　

2003年のWRC参戦休止は残念でしたが、悪天候をものともせずに多くの三菱ファンが来場している様子を見て、その期待の高さは不変だと感じました。2004年のチャンピオンズミーティングはWRC復帰と合わせてより大きく盛り上がるものと思います。そのときは三菱モータースポーツの底支えとなる私たちCMSCも交えていただいて、高らかに復活の雄叫びを上げましょう!!

（CMSC南茨城　中田由彦）

■ 栗本　岳明（くりもと　たけあき）さんのコメント

　「あいにくの雨のうえ、とても寒いというのにたくさんの観客が集まっていて、三菱ファン、ラリーファンの多さを実感しました。また、このようなイベントを開いている三菱自動車は”偉い!!”と思いました。デモランでは、ランサーWRカーが他車の動きとは違い、やはりWRカーは違うんだなぁと思いました。他の全日本ラリー仕様のデモラン車も、私達の車と比べたらすごいのですが、それらの車がたいしたことなく見えてしまうほどでした。パジェロのジャンプの着地で、一度沈むだけで衝撃を吸収して収まってしまう、すばらしい足にも感動しました。最後に一言。チョー寒かったですぅ。」

■ 中里　俊洋（なかさと　としひろ）さんのコメント

　「初めてチャンミーに行ってきました。あいにくの雨でしたが会場は大入りです。ランサーエボリューションWRC２やエボ８などの展示車両、WRC開催国のいろいろな料理を作っているブース、ガレージセールやラリーアートのグッズ・ウェアを販売しているブースなど、車好きとしてはたまらない催し物ばかりでした。そのなかでも一番面白かったのがパジェロエボリューションやランサーエボWRC/エボVIIIなどの生の走りを見ることができたこと。パジェロが会場に高く盛られた土の上を飛びながら走る姿には感動しました。着地がしなやかで、ストロークの長いサス、軽いシャーシで普通の車が真似できないような動きをしていました。会場は舗装された駐車場で雨が降っていたためウェット。その路面上をデモ車がドリフト、バックスピンターン、その場での連続スピンなどを披露していました。しかも加速、トラクションは「鬼」です。本物のラリー車の動きに驚きました。テレビみるのと、実際に近くで見たときのイメージはまったく違うものでした。寒かったですが、普段見る
ことができないものばかり見ることができて本当に楽しかったです。」