スーパー耐久シリーズ2002 第5戦
CMSC山形 小川日出生/伊藤勝一組、波乱を耐え抜き3位でフィニッシュ!!
スーパー耐久シリーズ2002第5戦「第9回十勝24時間レース」が、7月19日(金)~21日(日)北海道河西郡更別村の「十勝インターナショナルスピードウェイ」で開催され、CMSC山形の小川日出生/伊藤勝一選手組(ランサーエボリューションVII)が、車両トラブルやレース中断といった波乱のレースを耐え抜き、クラス2の3位に入る健闘を見せました。
晴れ間は覗くものの曇空のまま、20日(土)午後3時に24時間の決勝レースがスタートしました。予選でクラス2の3番手となったCMSC山形の小川/伊藤選手組は、序盤でクラス2の2位を一時走行するなどの快走を見せましたが、6時間経過後に車両トラブルによりクラス順位を2つ落としての4位となり、クラストップから9周遅れとなる苦しい展開。予選でクラス2の4番手となったCMSC山形の小宮選手組*(ランサーエボリューションVI)もクラス2の3位~4位付近を走行、クラストップから6周離される展開となりました。その後、2台とも順位を上げるのは叶わず、そのまま10時間が経過しました。11時間目を目前とした時点で濃霧のため赤旗中断。レースは第1パートと第2パートの合計で争われることになりました。第1パートの結果は、CMSC山形の小川/伊藤選手組が243周を走破し、クラス2の3位で総合15位。CMSC山形の小宮選手組*は221周を走破し、クラス2の4位で総合21位。クラストップを快走する中谷選手組(ランサーエボリューションVII)の253周からは10周以上離される結果となりました。
約5時間の中断を挟んでの21日(日)午前7時にレースが再開。CMSC山形の小川/伊藤選手組は再開後の1時間でクラス2の2位で総合6位にまでジャンプアップ。期待が寄せられましたが、またもやトラブル発生によりタイムロス。クラス2の4位で総合26位まで順位を落としてしまいました。CMSC山形の小宮選手組*は、第1パートの遅れを取り戻すべく、快走を続け第2パートでのクラストップまで追い上げました。そして、トラブルや赤旗中断といった波乱の展開となった第5戦を2台とも見事に耐え抜きゴール。第1パートと第2パートを合わせた決勝総合結果は、CMSC山形の小川/伊藤選手組が合計427周を走破し、クラス2の3位で総合17位。CMSC山形の小宮選手組*が合計416周を走破し、クラス2の4位で総合21位となりました。
この結果、シリーズポイントで小川/伊藤選手組はクラス2の4位から3位に浮上。CMSC山形の小宮選手組*も6位から同点4位に浮上しました。次戦からは熾烈なポイント争いが予想されるだけにCMSC選手の活躍を期待したいですね。
小宮延雄選手組(山形)クラス2
●スーパー耐久シリーズ2002
第5戦までのシリーズポイント(全8戦有効)
<クラス2> | ||
順位 | チーム | Point |
1 | 中谷明彦組 | 85 |
2 | 吉田寿博組 | 73 |
3 | 小川日出生(CMSC山形)/伊藤勝一組(CMSC山形) | 48 |
4 | 三上和美組 | 39 |
4 | 小宮延雄組*(CMSC山形) | 39 |
6 | 大橋正澄組 | 28 |
・・・ | ||
12 | 小暮吉則組(CMSC栃木) | 1 |
*注 スーパー耐久シリーズ規定ではチームは、シリーズ登録された車両(番号)とAドライバーの氏名によって特定されます。CMSCニュースではJ・Y・パク選手(Aドライバー)と同じチームであるCMSC山形の小宮延雄(Bドライバー)組として表記しております。
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