SPECIAL REPORT 2002.01.01

【謹賀新年】

CMSC 木全 巌会長

 新年あけましておめでとうございます。気持ちも新たに輝かしい2002年の新年をお迎えのことと、心からお慶びを申し上げます。

 昨年8月のCMSC全国大会より皆様のご理解とご支持を頂き、CMSC新会長という大役を務めさせていただております。色々と皆様とお話する機会を通じて、 会長職という重責を感じた年でございました。

昨年9月本ホームページでの新会長就任の挨拶で申し上げましたように、先代の外川会長が長い年月を掛けて 構築されてきたものを継承しつつ、時代の流れにあったクラブマン活動を通じ、 皆様と共に色々と試行錯誤を行いながら、自動車文化に立脚するモータースポ ーツの構築ならびに、より良いモータースポーツの環境造りに努力しておりますが、まだ至らぬ点がありますことをご了承頂きたく思います。あせらずに一 歩一歩前進させていきたく思っております。

 本年も昨年同様に国際格式のラリーが2大会開催されます。9月13~15日に 北海道にて「インターナショナルラリーイン北海道」ならびに10月25~27日に 群馬県にて「インターナショナル日本アルペンラリー」が開催されます。特に 「インターナショナルラリーイン北海道」においては、FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第4戦として開催されることになったことは、日本のラリーに携わる様々な方のご尽力があってのことと、大変嬉しく思っております。CMSCといたしましても昨年同様このイベントの成功に向けて協力いたしたく思っております。皆様には競技参加はもちろんのことオフィシャルとしても是非参加していただきたく希望いたします。
 この2つの国際格式のラリー開催を機に、日本で世界ラリー選手権(WRC)開 催の機運も高まりつつあります。F1は既に日本で開催されておりますが、WRCは日本ではまだ開催されておりません。本年日本でAPRCが成功裡に開催され、 更にWRCが開催されれば、ラリーというモータースポーツが広く認識されるこ ととなり、やがてラリーが一部の限られた人のものではなく、広く一般を巻き込んだ社会的に認知された自動車文化として根付いていく絶好の機会であると考えております。国際ラリー開催を機会に広く知られることが、モータースポーツ全体がスポーツとして楽しめる土俵づくりにプラスになると期待しております。

また、国際格式のラリー開催をきっかけに2003年から全日本ラリー選手権でも海外に通じる車両規則であるグループN化が検討されており、基本車両のポテンシャルが更に問われることになります。従ってランサーエボリューションの活躍の場は益々広がるものと思われます。

本年もCMSC会員の皆様一人一人と一致協力し、またクラブ員全員が結束して、 充実した活動をめざして頑張りたく、これまで同様の御支援を賜りますようお 願い申し上げまして、新年の挨拶とさせて頂きます。

CMSC会長 木全 巖

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