SPECIAL REPORT 2001.08.25

’01CMSC全国大会、盛大に開催!!
CMSC新会長に木全巌氏就任
支部対抗ジムカーナはCMSC青森が優勝

’01CMSC全国大会

CMSC会員が一堂に会し、結束と交流を図る2年に一度の祭典「CMSC全国大会」が、8月25日(土)福島県二本松市の東北サファリパーク内にあるエビスサーキットにて盛大に開催されました。 

盛夏の暑さを伴った晴天の中、開催された「’01CMSC全国大会」。今回は総勢212名が集合。まずは支部対抗ジムカーナ大会で日頃の腕を競い合いました。出場は各支部代表選手69名、その中には、全日本選手権で活躍する選手などの多彩 なCMSC会員ならではの顔ぶれ。出場車両はデボネアからランサーエボリューションVIIまで様々。

デモ走行前の増岡浩選手

CMSC外川一雄会長の開会宣言では「肩の力を抜いて、出会いや友情がこの機会で芽生え、安全に楽しく一日を楽しんでください。」とのご挨拶を頂き、菅野昭雄競技長(CMSC福島会長)によるドライバーズミーティング、そして’01パリダカールラリー総合2位 の増岡浩選手(勿論CMSC本部会員で

す!)の勝手が違うジムカーナでのデモランが行われ、まさに三菱デーといった趣の中、1stトライがスタート。タイムを出す走りからパフォーマンス的なドリフト走行、果 ては教習中か?というような走りがコース上で繰り広げられました。 

A4優勝車走行
CMSC帯広の三崎朋弘選手
(ランサーエボリューションVI)

1stトライ総合トップタイムを記録したのはJAF北海道ジムカーナシリーズで活躍するCMSC帯広の三崎朋弘選手、0.65秒差でCMSC青森の金沢龍選手が続きました。1stトライの走りを見たWRC「マールボロ三菱ラリーアート」のチーム総監督でもある木全巌ラリーアート・ゼネラルマネージャーより1台1台ドライバーにアドバイスを送られながらの2ndトライ。激しいトップ争いとなり、55秒台に3人が入る混戦となりました。

結局、CMSC帯広の三崎朋弘選手(ランサーエボリューションVI)がトップタイムを叩き出しA4クラス優勝。また、A2クラスではCMSC青森の久保田明選手(ミラージュ)が優勝。A3クラスではCMSC仙台の後藤庄悦選手(スタリオン)が優勝。レディースクラスではCMSC秋田の佐藤睦子選手(ランサー)が優勝しました。支部対抗戦ではCMSC青森が前回の2位の雪辱を果たし、優勝しました。

 その後場所を東北サファリホテルに場所を移しての表彰式では、大会審査委員長でもある木全巌氏から「全日本レベルの戦いにも似た展開があった。以前に比べ車の性能も上がっているが、ドライバーのレベルも上がっている。」と講評。ご協賛各社からの多数の賞品に入賞者全員大喜び。

A4クラス表彰式

デボネアで参加のCMSC栃木の川口法行選手ならびに派手なドリフトパフォーマンスを見せてくれたCMSC福島の武田暢之選手に特別 賞、今回最遠方から自走で参加のCMSC島根に遠方賞、エボVII賞がCMSC福島の伊東教明選手に送られ、大いに盛り上がりました。 

外川前会長と木全新会長の固い握手

 また、その後各支部代表による幹部会議にて、CMSC会長が外川一雄氏から木全巌氏(ラリーアート・ゼネラルマネージャー)に交代いたしました。外川一雄前会長は発足当時から会長を務め、長年CMSCのために尽力され、「始まりがあれば終わりあり。40年近く務め色々な事がありましたが、喜びや色んな人との出会いがあり、CMSCは私にとって人生の宝です。数多い共通 の思い出をありがとうございました」と交代の挨拶をされました。

新会長に就任した木全巌氏は、現在ラリーアート・ゼネラルマネージャーとして、WRC「マールボロ三菱ラリーアート」のチーム総監督を務める一方、JAFモータースポーツ専門部会のラリー部会長を務めるなど日本ラリー界の重鎮で、「外川さんの路線を継承し、新しいことを付け加えながら皆さんと共に頑張って行きたい。仲間意識を大切にし、自動車文化のひとつとしてモータースポーツを拡大していきたい。」と就任の挨拶をされました。CMSC支部の幹部からは外川前会長の永年の労に対しての感謝の言葉と木全新会長への期待の言葉が送られ、外川前会長と木全新会長は固い握手で新時代を迎える今後のCMSC発展のために互いに誓い合いました。

CMSC福島菅野茂前会長 ラリーアートから表彰される

 また、創立30周年を迎えたCMSC福島の前会長である菅野茂氏に対して、30年間会長職を務められた長年の労を称え、ラリーアート北根幸道社長から表彰状の贈呈が行われました。30年間支部の会長職を務めたCMSC会員はCMSC青森の鶴ケ谷慶市会長と合わせて2人目となりました。 

CMSC福島の菅野茂前会長
恒例の牛の丸焼き

 さて、最後は大宴会となる恒例の親睦会。木全新会長の挨拶と地元の福島三菱自動車販売・菅野耕一営業推進部長の乾杯の発声で「夜の”競”宴会」がスタート。恒例の牛の丸焼きは直ぐに行列が出来る程の人気。また、各支部の地域特産物を持ち寄って、他の支部に振舞う姿があちこちで見受けられ、普段会えない支部同士の交流が盛んに行われました。

支部対抗ジムカーナでの各クラス優勝者によるシャンパンファイトを皮切りにビンゴ大会に突入。当選者が列をなす頃にはみんなはヒートアップ、CMSC狂想曲を奏ではじめました。もちろん、指揮者はCMSC福島の名物男大泉剛さん。とどまる事を知らない大宴会で夜が更けていきました。 

 最後になりましたが、今回の本大会競技運営を担当されましたCMSC福島とアナウンス担当のCMSC仙台の皆さん、暑さの中大変ありがとうございました。また、開催にあたりまして、ご協力を賜りましたスポンサー各位 ならびに関係各位の皆様方に心より御礼申し上げます。 

01’CMSC全国大会関連リンク

・ 新会長プロフィール
・ ’01CMSC全国大会参加者紹介
・ ’01CMSC全国大会参加者レポート
・ ’01CMSC全国大会ジムカーナ結果
・ ’01CMSC全国大会ジムカーナご協賛会社

コメント