’03全日本ダートトライアル選手権第7戦
CMSC選手が2部門でシリーズチャンピオンを確定!!
CMSC札幌 宝田芳浩選手が優勝でN4チャンピオンに!!
CMSC浜松 太田延昭選手は初のN2チャンピオン獲得!!
’03N4クラス チャンピオン
’03N2クラス チャンピオン
N4、DクラスでCMSC選手が大活躍!!
N4クラスでCMSC大阪 吉村修選手が2位、CMSC栃木 赤羽政幸選手が3位に!!
DクラスでCMSC広島 河内渉選手が2位、CMSC広島 山田ひとみ選手が3位に!!
’03全日本ダートトライアル選手権第7戦「モンテカルロカップ ダートトライアル イン ヒロシマ」が、9月14日(日)広島県高田郡の「テクニックステージタカタ」で開催され、CMSC選手が17名参加。N4クラスではCMSC札幌の宝田芳浩選手(三菱ランサーエボリューションVIII)が優勝し、’03シリーズチャンピオンを獲得。N2クラスでCMSC浜松の太田延昭選手(三菱ミラージュ)が5位でポイントを伸ばし、こちらも’03シリーズチャンピオンを獲得しました。CMSC選手が2部門でチャンピオンを確定する快挙となりました。
また、N4クラスでCMSC大阪の吉村修選手(三菱ランサーエボリューションVIII)が2位、CMSC栃木の赤羽政幸選手(三菱ランサーエボリューションVIII)が3位に。DクラスではCMSC広島の河内渉選手(三菱ミラージュ)が2位、同じくCMSC広島の山田ひとみ(三菱ランサーエボリューションVI)が3位とCMSC選手が激戦区のN4、Dクラスで大活躍をみせました。
多くの観客が訪れることで定評があるタカタでの第7戦。ハイスピードかつダイナミックなコースレイアウトは、ダートトライアルの魅力を十分に堪能できる設定。今回も大勢のギャラリーが熱い戦いを堪能しました。
N2クラスでは、ポイントリーダーのCMSC浜松の太田延昭選手が、1stトライで予定通りのトップタイム。チャンピオン獲得へ大きくリードしました。続く2ndトライではシフトノブが緩むトラブルと本人曰く攻めすぎでライバル達にタイムを上回られるも確実な走りで5位を獲得。シリーズポイントを97とし、初の全日本チャンピオンを確定する結果となりました。
■ 宝田選手が嬉しい十年振りのチャンピオン獲得
激戦区のN4クラスでは、1stトライで波乱がありポイントリーダーのCMSC札幌の宝田芳浩選手がコースアウト。逆転チャンプを狙うCMSC群馬の荒井信介選手(三菱ランサーエボリューションVIII)が突然のエンジンストップでリタイアなど混乱の1stトライとなりました。2ndトライでは何とか修理を間に合わせたCMSC札幌の宝田芳浩選手が執念のトップタイムを叩き出し優勝。93年以来となる十年ぶりの全日本チャンピオンを獲得しました。シリーズ4位のCMSC大阪の吉村修選手(三菱ランサーエボリューションVIII)は会心の走りをみせ、2位獲得でシリーズ3位に浮上。シリーズ2位のCMSC栃木の赤羽政幸選手(三菱ランサーエボリューションVIII)は3位を獲得し、シリーズ2位をキープしました。また、CMSC広島の川崎勝己選手(三菱ランサーエボリューションVIII)が地元ホームコースで今季最上位となる健闘の4位を獲得しました。
S3クラスでは、地元CMSC広島の佐々木優選手(三菱ランサーエボリューションVI)が健闘の7位に。シリーズポイント4位のCMSC岐阜の櫛田正文(三菱ランサーエボリューションVI)は8位となりました。
Dクラスではシリーズ2位の地元CMSC広島の河内渉選手(三菱ミラージュ)が2位を獲得し、’03年シリーズ2位を確定。同じくCMSC広島の山田ひとみ(三菱ランサーエボリューションVI)が大健闘をみせ、今季最上位となる3位を獲得しました。
第7戦は、予想通りCMSC選手のチャンピオンが確定した大会となりました。次戦最終戦第8戦「ダートスプリント in 門前」は10月5日(日)に門前モータースポーツ公園で開催。各CMSC選手もシリーズ上位を目指し今季最終戦に相応しい激走をみせてくれるでしょう!
■ N4チャンピオンを獲得した宝田芳浩選手(CMSC札幌)
「今回でチャンピオンを決めようと思っていました。そのプレッシャーで1stトライでコースアウト、クラッシュしてしまい、車もダメージあったが自分も肋骨を痛めてしまいました。メカニックの努力で2ndトライは何とかスタートでき、不安を感じながらではありましたが、あの状況の中でよく走れたと思います。結果、優勝し同時にチャンピオン確定と最高の結果となりました。これはチーム全体での獲得だと思っています。チームオクヤマのチームワークの良さが勝因につながりました。
最終戦門前は、あまり得意ではないのですが、この勢いで表彰台は狙いたいと思います。
PS: 病院に行ったら肋骨1本亀裂骨折してました。」
■ N2チャンピオンを獲得した太田延昭選手(CMSC浜松)
「チャンピオンを確定出来て非常に嬉しいです。去年までこつこつと努力してきたことが、今年一気に報われたような気がします。シビックに対し若干戦闘力で劣るミラージュでの参戦に、快く御協賛いただいてきたスポンサー各社様に、やっと恩返しができて本当にうれしいです。タカタは大好きなコースなので、当然勝って自力でシリーズチャンピオンを決めるつもりでした。今回は、1stトライは予定通りトップタイムで、2ndトライもトップをとる自信はあったのですが、タイヤ選択で少し攻めすぎたのとシフトノブが緩むというトラブルのため、狙ったタイムを出すことができず非常に悔しいです。
ただ、これまでが順調すぎたので、長いシーズンの中ではこういうこともあるでしょう。もう一つ残る最終戦も、出来れば優勝して気持ちよくシーズンを締めくくれるように頑張ります。」
川崎勝己選手(広島) N4クラス
山野光司選手(千葉) N4クラス
秋間忠之選手(座間) N4クラス
荒井信介選手(群馬) N4クラス
佐々木優選手(広島) S3クラス
櫛田正文選手(岐阜) S3クラス
三枝重光選手(岐阜) S3クラス
松原宏選手(香川) S1クラス
山野久乃選手(千葉) S1クラス
栗本利也選手(岐阜) Dクラス
渡辺護選手(座間) Dクラス
● ’03全日本ダートトライアル選手権シリーズポイント
第7戦までのCMSC選手出場クラスのシリーズポイント(全8戦中ベスト6戦有効)
<N4クラス> | ||
順位 | ドライバー | Point |
1 | 宝田 芳浩(CMSC札幌) | 97 |
2 | 赤羽 政幸(CMSC栃木) | 79 |
3 | 吉村 修●(CMSC大阪) | 70 |
4 | 北村 和浩 | 65 |
5 | 荒井 信介(CMSC群馬) | 53 |
6 | 岡島 和也 | 37 |
7 | 屋代 博美 | 37 |
8 | 岡 佐都史 | 18 |
9 | 山野 光司(CMSC千葉) | 15 |
10 | 川崎 勝己(CMSC広島) | 10 |
16 | 秋間 忠之(CMSC座間) | 5 |
<N2クラス> | ||
順位 | ドライバー | Point |
1 | 太田 延昭(CMSC浜松) | 97 |
2 | 児島 泰 | 77 |
3 | 山尾 英史 | 68 |
4 | 新山 信夫 | 61 |
5 | 笹本 俊 | 53 |
6 | 村松 浩義 | 49 |
<S3クラス> | ||
順位 | ドライバー | Point |
1 | 炭山 義昭 | 102 |
2 | 谷田川 敏幸 | 99 |
3 | 渋谷 真 | 80 |
4 | 梶岡 悟 | 58 |
5 | 櫛田 正文(CMSC岐阜) | 55 |
6 | 亀山 晃 | 43 |
11 | 佐々木 優(CMSC広島) | 11 |
<Dクラス> | ||
順位 | ドライバー | Point |
1 | 大井 義浩 | 100 |
2 | 河内 渉●(CMSC広島) | 85 |
3 | 高杉 卓志 | 59 |
4 | 塩川 貴彦 | 46 |
5 | 堀内 幸一 | 43 |
6 | 和田 俊昭 | 41 |
7 | 高橋 一志 | 27 |
8 | 山田ひとみ(CMSC岐阜) | 24 |
12 | 栗本 利也(CMSC岐阜) | 13 |
17 | 渡辺 護●(CMSC座間) | 5 |
*ポイント基準は以下の通りです。(全8戦中ベスト6戦有効、出走台数5台以上で成立)
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
20 | 15 | 12 | 10 | 8 | 6 | 4 | 3 | 2 | 1 |
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