「03CMSC全国大会」盛大に開催される!!
~支部対抗ジムカーナは、CMSC青森が2連覇達成~
大会レポート
待ちに待った「03CMSC全国大会」が、8月23日(土)福島県二本松市の東北サファリパーク内エビスサーキット・南コースにて開催されました。この全国大会は、ジムカーナ、幹部会議、懇親会などを通して全国支部の結束・交流・親睦を図る目的で隔年開催されているもので、今年の全国大会には、本部を含め全国各支部から会員とその家族を含め計200名が参加し、楽しい夏の一日を過ごしました。
■ 晴天に恵まれジムカーナがスタート
久し振りとなる晴天に恵まれ、残暑厳しいながら快晴の中、昼間のメインイベントであるジムカーナ大会が始まり、各支部の代表71名の選手が、三菱車で日頃の腕を競い合いました。出場選手は、非常に多彩な顔ぶれ。各種の全日本選手権やスーパー耐久シリーズで活躍する選手から競技初参加といった選手まで、同じ土俵で戦うのもCMSC全国大会ならではの組み合わせ。
参加車両は、三菱ランサーエボリューションや三菱ミラージュをはじめ、今年はクラブ名称の語源にもなっている新型「COLT(コルト)」クラスも設置されました。
開会式では、CMSC会長就任後初の全国大会となった木全巖CMSC会長が、「我々CMSCの手作りのイベント。大いに楽しんで、お互いに助け合って成功させましょう。」と開会宣言。菅野昭雄競技長(CMSC福島会長)によるドライバーズブリーフィングでは、コーナーにあるゼブラの踏み方の判定についての質問がされ、既に選手の皆さんは本気モードに突入。CMSC仙台の木村勝弘事務局長による軽妙なアナウンスとともに競技がスタートしました。
■ コルトクラスでCMSC長野会長、上野陽志夫選手が優勝
AN-1クラス(1600cc以下の2駆のN、SA車両)では、中国ジムカーナ選手権で活躍するCMSC島根の原和正選手(三菱アスティ)が1stトライでトップタイム。2ndトライでもタイムを縮め堂々の優勝を飾りました。
AN-3クラス(1600cc超の4駆のN、SA車両)では、全日本チャンプをはじめ、そうそうたるメンバーが出場。全日本選手権や東北ジムカーナ選手権で活躍するCMSC岩手の小島淳選手(三菱ランサーエボリューションVIII)が1stトライで並み居る強豪を蹴散らし、総合でもトップタイムとなる記録でリード。2ndトライでも他を寄せつけずに唯一の52秒台で見事に優勝となりました。
オープンクラス(排気量/駆動区分無しのSC、D車両)では、このところ競技お休み中のCMSC岐阜の三枝光博選手(三菱ランサーエボリューションVI)が1stトライで2位。2ndトライではタイムを約1.5秒短縮し、2位に0.3秒差で見事逆転の優勝を飾りました。
レディースクラスでは、CMSC群馬の大井こずゑ選手(三菱ランサーエボリューションVII)が、1stトライでは脱輪でノータイム。奮起した2ndトライで、中間タイムでは他を圧倒しながらもゴール手前で痛恨のパイロンタッチ。歓声がため息に変わりましたがなんとか2位に約1秒差をつけ、優勝をもぎ取りました。
コルトクラスでは、今年2月に誕生したばかりの新支部CMSC長野の会長でもある上野陽志夫選手が1stトライでは脱輪でノータイム。丁寧に車を走らせた2ndトライで見事に優勝を飾りました。
各支部高得点3名の合計ポイントで争われる支部対抗戦では、前回の覇者CMSC青森が2連覇となる優勝を見事に飾り、前回とメンバーを変えても優勝と選手層の厚いところを見せました。2位には千葉、3位には島根が入りました。
ジムカーナ競技中には、木全巖CMSC会長から2ndトライ出走前に1台1台、1stトライの走りからアドバイスがドライバーに送られるなどの嬉しいサービスも行われ、2ndトライのタイムアップにつながったようでした。
■ 豪華賞品の表彰式
その後場所を東北サファリホテル体育館に移しての表彰式では、ラリーアートの田口雅生ゼネラルマネージャーから「CMSC各支部とも若い人が力をつけてきた事を実感。全国規模のクラブ組織をベテラン、若手で盛り上げていってください。」と講評。ずらりと列べられたご協賛各社からの多数の賞品に入賞者全員大喜びとなりました。
表彰を受けた各選手達は、一応に喜びを笑顔で表現。次回全国大会でのディフェンディングあるいはリベンジを誓い合っていました。
各支部の幹部が集まって行われた幹部会議では、CMSC活動について前回掲げた目標がほぼ達成されたこと、「若返りとともにベテランと一緒に盛り上げる。」、「横のつながりの強化」、「皆が同じ場所に集う意義」、「悩みとアイディアの共有化」などの全国規模のCMSCならではの活発な議論が交わされました。
■ 恒例ビンゴ大会も大盛況
夜のメインイベントとなる懇親会では、サファリパーク名物牛の丸焼きは直ぐに行列ができる大人気。また、各支部の地方の特産物を持ち寄って、普段会えない支部同士の交流が盛んに行われました。豪華賞品の恒例ビンゴ大会では、CMSC本部の細田嬢と赤木嬢の名コンビの司会により、気分は一気にレッドゾーンへ。
家族で来場のクラブ員の子供達に多数賞品が当たり、子供達の嬉しそうな笑顔と歓声が印象的な夏の夜のひとときとなりました。そして、和やかに談笑が深夜まで続き、翌朝、2年後の全国大会での再会を約束して解散となりました。
最後となりましたが、今回の本大会競技運営を主担当されましたCMSC福島の皆さん、暑さの中大変ありがとうございました。また、開催にあたりまして、ご支援・ご協力を賜りましたスポンサー各位ならびに関係各位の皆様方に心より御礼申し上げます。
参加者紹介
【03CMSC全国大会参加者紹介】
ジムカーナ結果
【03CMSC全国大会ジムカーナリザルト】
■ 支部対抗
順位 | 支部名 | ポイント |
1位 | 青森 | 35 |
2位 | 千葉 | 31 |
3位 | 島根 | 30 |
4位 | 群馬 | 25 |
5位 | 岩手 | 25 |
6位 | 埼玉 | 24 |
順位 | 支部名 | ポイント |
7位 | 栃木 | 21.5 |
8位 | 長野 | 21 |
9位 | 本部 | 20 |
10位 | 岐阜 | 15 |
11位 | 愛知 | 15 |
12位 | 秋田 | 10.5 |
13位 | 帯広 | 10 |
14位 | 福島 | 6 |
15位 | 座間 | 3 |
16位 | 山形 | 1 |
17位 | 仙台 | 0 |
17位 | 南茨城 | 0 |
【CMSC青森の優勝コメント】
「出場選手だけではなく、クラブ員、全員一致団結した力です。」
■ AN-1クラス(1600cc以下の2駆のN、SA車両)
順位 | 選手名 | 支部名 | Time |
1位 | 原 和正 | 島根 | 55秒77 |
2位 | 伊藤 竜之 | 青森 | 56秒08 |
3位 | 外崎 祐樹 | 青森 | 56秒39 |
4位 | 長内 豊 | 帯広 | 57秒17 |
5位 | 工藤 昇 | 青森 | 57秒37 |
順位 | 選手名 | 支部名 | Time |
6位 | 神田 昌明 | 島根 | 57秒92 |
7位 | 辰巳 圭介 | 島根 | 58秒70 |
8位 | 佐藤 祐一 | 秋田 | 58秒94 |
9位 | 谷津 良嗣 | 福島 | 59秒29 |
10位 | 金田一 聡 | 長野 | 59秒81 |
11位 | 栗本 岳明 | 南茨城 | 1分00秒62 |
12位 | 宍戸 洋一 | 福島 | 1分01秒71 |
13位 | 鎌田 潤一 | 仙台 | 1分02秒32 |
14位 | 田尾 徳秀 | 南茨城 | 1分02秒70 |
15位 | 横川 紀仁 | 仙台 | 1分03秒96 |
16位 | 谷津 真也 | 福島 | 1分22秒44 |
【CMSC島根、原和正選手の優勝コメント】
「エキマニ折れたのをクラブ員で空き缶で応急修理。それが良かったかな。」
■ AN-3クラス(1600ccを超える4駆のN、SA車両)
順位 | 選手名 | 支部名 | Time |
1位 | 小島 淳 | 岩手 | 52秒67 |
2位 | 吉野 正則 | 愛知 | 53秒92 |
3位 | 荒井 信介 | 群馬 | 54秒18 |
4位 | 山野 光司 | 千葉 | 54秒41 |
5位 | 赤羽 政幸 | 栃木 | 55秒25 |
6位 | 千葉 直史 | 千葉 | 55秒79 |
順位 | 選手名 | 支部名 | Time |
7位 | 平塚 忠博 | 千葉 | 56秒18 |
8位 | 下山 耕太 | 青森 | 56秒71 |
9位 | 後藤 英隆 | 福島 | 57秒06 |
10位 | 鈴木 日出明 | 山形 | 57秒89 |
11位 | 飯田 和夫 | 愛知 | 57秒90 |
12位 | 成田 俊之 | 岩手 | 57秒90 |
13位 | 蔦谷 英晶 | 青森 | 58秒41 |
14位 | 鈴木 俊匡 | 栃木 | 58秒58 |
15位 | 藤田 和久 | 秋田 | 58秒85 |
16位 | 岩田 賀嗣 | 群馬 | 58秒86 |
17位 | 渡辺 宏一 | 山形 | 59秒08 |
18位 | 高野 圭一 | 山形 | 59秒40 |
19位 | 北爪 敏 | 群馬 | 59秒70 |
20位 | 成田 貴 | 長野 | 1分01秒60 |
21位 | 岩田 恒廣 | 群馬 | 1分01秒60 |
22位 | 佐々木 雅之 | 岩手 | 1分01秒75 |
23位 | 松本 芳幸 | 愛知 | 1分02秒39 |
24位 | 川村 元 | 岩手 | 1分02秒73 |
25位 | 高橋 直岐 | 仙台 | 1分02秒97 |
26位 | 山口 靖岳 | 愛知 | 1分03秒00 |
27位 | 岩井 良祐 | 福島 | 1分05秒21 |
28位 | 佐藤 一彦 | 埼玉 | 1分05秒32 |
29位 | 吉本 将己 | 埼玉 | 1分07秒51 |
30位 | 今野 広朗 | 仙台 | 1分15秒55 |
31位 | 近藤 隆行 | 秋田 | 欠場 |
【CMSC岩手、小島淳選手の優勝コメント】
「初参加で元気よく楽しめました。ありがとうございました。」
■ オープンクラス(排気量、駆動区分なしのSC、D車両)
順位 | 選手名 | 支部名 | Time |
1位 | 三枝 光博 | 岐阜 | 53秒43 |
2位 | 下谷 光俊 | 栃木 | 53秒74 |
3位 | 田中 剛 | 栃木 | 54秒11 |
順位 | 選手名 | 支部名 | Time |
4位 | 松原 実 | 岐阜 | 54秒49 |
5位 | 遠藤 義広 | 栃木 | 55秒44 |
6位 | 村田 信博 | 栃木 | 55秒61 |
7位 | 友野 智 | 千葉 | 1分03秒01 |
8位 | 高木 晃雄 | 島根 | 1分03秒70 |
【CMSC岐阜、三枝光博選手の優勝コメント】
「久し振りの競技会で優勝できて嬉しいです。」
■ レディースクラス(排気量による区分なし)
順位 | 選手名 | 支部名 | Time |
1位 | 大井 こずゑ | 群馬 | 59秒84 |
2位 | 佐藤 睦子 | 秋田 | 1分00秒78 |
3位 | 山野 久乃 | 千葉 | 1分01秒78 |
順位 | 選手名 | 支部名 | Time |
4位 | 工藤 クニ子 | 岩手 | 1分03秒05 |
5位 | 赤木 陽子 | 本部 | 1分07秒16 |
6位 | 岩田 友理子 | 群馬 | 1分07秒87 |
7位 | 武田 千浩 | 福島 | 1分09秒12 |
8位 | 細田 慶子 | 本部 | 1分11秒66 |
【CMSC群馬、大井こずゑ選手の優勝コメント】
「今日は車とタイヤが良かったので優勝できました。」
■ コルトクラス(新型コルト全車、N、SA、SC、D車両)
順位 | 選手名 | 支部名 | Time |
1位 | 上野 陽志夫 | 長野 | 1分06秒68 |
2位 | 糸山 寿明 | 千葉 | 1分08秒00 |
3位 | 戸井田進之介 | 本部 | 1分08秒48 |
順位 | 選手名 | 支部名 | Time |
4位 | 斉藤 利一 | 埼玉 | 1分10秒24 |
5位 | 宮武 貴司 | 島根 | 1分10秒97 |
6位 | 吉岡 正悟 | 埼玉 | 1分11秒35 |
7位 | 六本木 純一 | 本部 | 1分14秒95 |
8位 | 小出 久美子 | 座間 | 1分15秒63 |
9位 | 喜多 秀典 | 本部 | 1分16秒24 |
10位 | 大泉 剛 | 福島 | 1分20秒24 |
【CMSC長野、上野陽志夫選手の優勝コメント】
「コルトのスピードと年をとった私の目(動体視力)があったのが勝因です。」
ジムカーナご協賛会社
【03CMSC全国大会ジムカーナご協賛会社】
IPFインターナショナル(株) | (株)青木科学研究所 | (有)アールエーテック |
(株)伊勢丹 | (有)ヴィテス・ジャパン | (株)エッチ・ケー・エス |
(株)オクヤマ | (株)小田急百貨店 | (株)カヤバエンジニアリングアンドサービス |
(株)キャロッセ | 京商(株) | 興菱梱包運輸(株) |
(株)サミット | (株)タスカエンジニアリング | T’sデザイン |
(株)テストアンドサービス | (株)電通 | (株)東京映像社 |
日本特殊陶業(株) | 日本ミシュランタイヤ(株) | (株)ハセガワ |
(株)阪急交通社 | ファルケンタイヤ(株) | 文祥堂印刷(株) |
三菱自動車エンジニアリング(株) | (株)ミツワモデル柏崎 | ミドリ安全(株) |
横浜ゴム(株) | ヨコハマコンチネンタルタイヤ(株) | (株)リョーイン |
(株)リック | (株)菱東エステック | (株)れいめい |
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