’03全日本ダートトライアル選手権 第1戦
CMSC広島 河内渉選手(Dクラス)、全日本初優勝を飾る!!
CMSC札幌 宝田芳浩選手が、混戦のN4クラスで3位獲得!!
CMSC浜松 太田延昭選手が、健闘のN2クラス3位!!
’03全日本ダートトライアル選手権第1戦「RASCAL SPRING TRIAL IN MITSUI」が、4月20日(日)、福岡県大牟田市の「三井オートスポーツランド」で開催され、CMSC選手が14名参加。Dクラスで、前年同クラス・シリーズランキング2位となったCMSC広島の河内渉選手(三菱ミラージュ)が、開幕戦を制し全日本戦で初優勝を飾りました。また、CMSC札幌の宝田芳浩選手(三菱ランサーエボリューションVIII)が混戦となったN4クラスで見事3位を獲得、CMSC浜松の太田延昭選手(三菱ミラージュ)が健闘のN2クラス3位となりました。
いよいよ全日本ダートトライアル選手権も開幕。車両規則の変更と共にタイヤの本数制限と大きな規定変更があった中での第1戦。従来同様の排気量制限なしの改造車クラスであるDクラスでは、’02ランキング2位のCMSC広島、河内渉選手が1stトライで2位以下を1秒以上離すトップタイムを記録。路面状況がウェットからドライに変わり、タイヤ本数の制限が解除された2ndトライでも2位以下を1秒近く引き離し、ベストタイムを更新。昨年Dクラスシリーズランキング2位の実力を見せ、嬉しい全日本戦での初優勝を飾りました。また、’02JAF中部選手権DクラスチャンピオンのCMSC岐阜、栗本利也選手(三菱ランサーエボリューション)が4位、今季からCMSC岐阜に所属する山田ひとみ選手(三菱ランサーエボリューションVI)が6位となりました。
激戦区となった、1600ccを超える4駆のN車両で争われるN4クラスでは、’02AIVクラスランキング5位のCMSC札幌、宝田芳浩選手が、気持ちも新たにレーシングスーツを一新して登場。1stトライこそ出遅れるものの、2ndトライでタイムを縮め、タイムが拮抗し混戦となったN4クラスで見事に3位を獲得しました。’02AIVクラスランキング6位&’02近畿地区選手権チャンピオンのCMSC大阪、吉村修選手(三菱ランサーエボリューションVIII)が5位、’02AIVチャンピオンのCMSC群馬荒井信介選手(三菱ランサーエボリューションVIII)は6位、CMSC千葉の山野光司選手(三菱ランサーエボリューションVI)が健闘の10位となりました。また今季より、CMSC広島に所属する川崎勝己選手(三菱ランサーエボリューションVIII)、CMSC座間に所属する永山浩之選手(三菱ランサーエボリューションVIII)がCMSC選手としての初陣となりました。
1600cc以下の2駆のN車両で争われるN2クラスでは、昨年同大会で優勝しているCMSC浜松の太田延昭選手が1stトライで5位、2ndトライで見事にタイムアップし順位を上げ、健闘の3位を獲得しました。
ナンバー付と無しが混在する2500ccを超える4駆のS車両で争われるS3クラスでは、’02AIV車両移行組のCMSC岐阜の櫛田正文選手(三菱ランサーエボリューションVI)が5位。同じく移行組のCMSC広島の佐々木優選手(三菱ランサーエボリューションVI)が7位となりました。
今年もシリーズは激戦となりそうな予感を感じさせる開幕戦となりました。今シーズンもCMSC選手の活躍に期待したいですね。
■ 嬉しい全日本戦初優勝を飾った河内渉選手(CMSC広島)のコメント
「ダートトライアル歴25年、全日本戦約100戦を走り続けて、ようやく手にした全日本での初優勝でした。大本命の大井選手が不在とはいえ本当に嬉しい限りです。ゼッケンシードナンバー「02」の意地でした。応援してくれた皆さんに大変感謝しております。
今回の勝利は、マシンのパワーアップと走り込みがカギとなりました。エンジンを2リッターから2.4リッターにアップし、格段にパフォーマンスが上がり、3週連続で地元タカタで走り込んでのセットアップをしました。
エンジンセッティングを更に煮詰めて次戦に臨みます。全戦フルエントリーで頑張りたいと思いますので、引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。」
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