’02全日本ラリー選手権四輪駆動部門第2戦&二輪駆動部門第3戦
CMSC愛知 松井孝夫選手、四駆動部門Cクラスでの初優勝を飾る!!
CMSC道北 渡部貴志選手、四輪駆動部門Bクラスで3位獲得!!
’02全日本ラリー選手権四輪駆動部門第2戦&二輪駆動部門第3戦「ひえつき’02」が、5月25日(土)~26日(日)宮崎県東臼杵郡椎葉村を中心に開催され、CMSC愛知の松井孝夫選手(ランサーエボリューションVII)が、各SSでコンスタントに上位をキープするタイムを出し、見事に四輪駆動部門Cクラスでの初優勝を飾りました。また、CMSC道北の渡部貴志選手/大西直彦選手組(CC4Aミラージュ)も前回5位を上回る、四輪駆動部門Bクラス3位を獲得しました。
地元椎葉村との長年の協力関係により、地域密着型の全日本戦としてベストオーガナイズに数えられる「ひえつき」が、四輪駆動部門と二輪駆動部門の併催で多数の観客を集めて開催されました。道路わきには地元住民が手を振りながら選手に声援を送る姿がみられ、選手たちも笑顔で応える和やかな雰囲気の中スタート。今季、初戦となるCMSC愛知の松井孝夫選手は、SSで常に上位をキープ。好調さをアピールする安定した走りで、’98年にBクラスからCクラスにステップアップ後に初となる優勝カップを手に入れました。また、Bクラス4年連続チャンプの鎌田豊選手の後継としてチーム入りしたCMSC道北の渡部貴志選手/大西直彦選手組も時折SSトップタイムを記録するなどの気合の走りを披露。鎌田豊監督のサービスを受け、見事に前回5位を上回る3位を獲得しました。
その他のCMSC選手の結果は、四輪駆動部門Cクラスでは、今年からCMSC大阪に所属した福永修選手/中川雅治選手組(エボVII)は9位。第1戦4位と今季好スタートをきったCMSC道北の鎌田卓麻選手(エボVII)は、SS8でリタイヤ。昨年の最終戦で2位を飾ったCMSC埼玉の田口幸宏選手(エボVII)は上位に位置してましたが、SS6にて惜しくもリタイヤ。二輪駆動部門Bクラスに参加したCMSC鹿児島の山下直樹選手(CJ4Aミラージュ)は、序盤SS2で、残念ながらリタイヤという結果となりました。
松井孝夫選手(CMSC愛知)のコメント
「今回、優勝することができて、本当にうれしい限りです。特に、お世話になっている皆さんや関係者の皆さんから、祝福の言葉をいただくたびにそう思います。
昨年一年のエボリューションVIIでの参戦経験を踏まえ、シーズンオフの間に、車両のセッティングをひとつひとつ見直し、シーズンオフの地道な確認作業&トレーニングが、総合的にきちんとまとめ上げられた成果であると思います。
また、ドライビングについても、エボVIIの長所である高いトラクション性能をうまく引き出せるようにトレーニングしてきた成果であると思います。
ラリー中は、それらの成果で終始安定した走行が出来、良好なコースコンディションや椎葉村民の温かい声援の中、非常に楽しめました。しかし、優勝については全く期待していなかったため、トップに躍り出たときは非常に緊張しましたが、諸先輩方の温かいアドバイスにより、なんとか走りきれて、その結果優勝できたように思います。
熟成の進んだエボリューションVIIの高い戦闘力が証明できたように感じます。エボVIIを次期マシンの候補に加える、モータースポーツユーザーが増えてくれたかな?
次戦は、更なる充分な準備(車・ドライビング・精神面)を行って、高い順位で争いたいです。」
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